2012年3月アーカイブ

 

様々な機会に指摘させていただいていますが、

ワクワクと充実が十分に感じられる日々を手に入れるための大切なキーポイントのひとつは、

心の様々な部分をバランス良く働かせることです。

 

冊子「あなたの人生を変える方法」に掲載した4つの実習は、

誰でも簡単に行うことができ、このバランスを実現するきっかけとして、

有効に活用することができます。

 

(この小冊子はこちらから無料で入手することができます。)

あなたの人生を変える方法 ~人生の意味を見出す5つの鍵~

 

そして、心が全体的に働いてくると、その表れのひとつとして、

他の方々に対する感受性、共感が強くなっていくことが感じられます。

 

この共感が十分に強くなると、その範囲は家族や友人、知人だけでなく、

極端に言うと、この地球にいるすべての人々に及ぶようになります。

 

つまり、私たちは本来、同胞である人間の多くが、飢餓に苦しんでいたり、

政治的に虐げられていたり、紛争に巻き込まれていると、

特に子供たちが苦しんでいるのを見ると、自分が恵まれた状況にいても、

ほんとうには、十分な幸せを感じることはできません。

 

私たちは、このような繊細な共感こそが、

人類が現在陥っている困難な状況を解決するための、

大切な条件ではないかと考えています。

 

そして、このような共感を、できるだけ多くの皆さまと共有したいと思っています。

当会の教育コースも、自分自身の中にこのような感情を育むことを、目標のひとつにしています。

 

以下の文章は短いものではありませんが、

当会のフランス本部の代表が心を込めて書いたものです。

お読みいただければ、心より幸いに存じます。

 

横罫線

  

人類と地球を愛するあなたへのお手紙


 

私たちは、この公開のお手紙をあなたに宛てて書いています。


そしてこの手紙が、あなたの心へと届くことを深く望んでいます。


そうすることがみなさんの助けになり、今必要なことだと考えているからです。


もちろん私たちは、みなさんがこのお手紙の内容に

全面的に同意されるわけではないだろうということ、

そして異議や反対のご意見や、批判をもいただくかもしれないということを

十分に承知しています。


私たちは思想の自由に深い敬意を払っています。


ですから、みなさんそれぞれに、ご自身の信じるところに従って、

このお手紙の内容を判断していただきたいと思っています。


しかし、このお手紙をお読みいただくことは、どなたにとっても、

少なくとも、さまざまなことを考えるための材料として、お役に立つと考えています。


まず、現在の世界の状況を、私たちバラ十字会が

どのように見ているかについて申し上げたく思います。


人類は、社会全体に漂う狂気に悩まされていて、

自分自身が進むべき方向性を見失ってしまっていると私たちは感じています。


あまりにも愚かで低俗で恥知らずなテレビ番組が、視聴率の最高記録を破り、

のぞき見主義が頂点に達しつつあります。


最低限の努力で、できるだけ早く金持ちに、そして有名になることが

人生の目的であると私たちは信じ込まされてしまっています。


暴力がテレビや映画の中で称賛され、日常生活に蔓延しているように思えます。


マスメディアはまるで、人間の性質のうちの暗黒面だけを

強調するように強いられているかのようです。


持って生まれた素質が、たまたま流行に合っていたり、

見せかけのエリートたちを楽しませることができた人々が、

スターとかアーティストと呼ばれています。


高齢者への差別は深刻な影響をもたらしています。

ユーモアが、あざけりと混同されています。


また、作り上げられた美しい体や高い運動能力を持つ人だけが、

盲目的な個人崇拝の対象となっています。


無礼な振る舞いが称賛される一方で、

品のよい振る舞いは軽蔑されています。


厚かましさやでしゃばりや横柄な態度が、

まるで美徳であるかのように扱われています。


しかも、今申し上げたようなことはほんの一部でしかありません。

 

芽吹き

 

続きはこちらでどうぞ。

 

→ 人類と地球を愛するあなたへのお手紙

 


 

春分の日を一年の始まりとし、

冬が春と交替する日であると考える習慣は、

古代エジプトや古代バビロニアにまで、さかのぼることができます。

 

北半球のこの時期には、長い冬の休息が終わり、

若々しい動植物の姿が、自然界のいたるところにあふれます。

 

そして、古くなった物事に別れを告げて前に進みたい、

新しいことを行いたいという促しが私たちを満たします。

 

長い冬の休息が終わり春が訪れる

 

様々な神秘学派でこの時期に、

新年を祝う美しい式典が行われていました。

 

バラ十字会でも、春分の日を新年の始まりとして、お祝いをする習慣があります。

 

昨年は震災の影響で、新年を祝うこともできなかったのですが、

今年は、穏やかな、心安らぐ年であることを願って祝いたいと思います。

英語に詳しい方の多くが承知していることだと思いますが、

日本で使われている「スピリチュアル」というカタカナ語の意味は、

英語の「spiritual」(スピリチュアル:形容詞)、

spirituality」(スピリチュアリティ:名詞)という語が持つ

典型的な意味とは大きく異なってしまいました。

 

そして、このことを残念に思っている方は少なくないのではないかと思います。

 

では、本来の英語での典型的な意味とは、どのようなものなのでしょうか

 

多少古くなりますが、映画「ラスト・サムライ」には、

「spiritual」(スピリチュアル)という言葉の意味が

とても良く表れているせりふが登場します。

 

(以下の記述では物語・作品・登場人物に関する核心部分が

明かされていますのでご注意ください。)


トム・クルーズが扮する主人公のネイサン・オールグレン大尉は、

語学が堪能で、アメリカ先住民の文化をよく知っていました。

 

ところが、北軍の士官として戦争の渦中に、

先住民の女性や子供の虐殺に加わることになり、

心の傷からウイスキーびたりの生活をつづけていました。

 

一方、日本は明治維新の数年後であり、

政府は近代的な軍備の増強を進めていました。

南北戦争の英雄であったオールグレンは、

大金で政府軍の訓練のために雇われることになります。

スピリチュアルとは 

 

続きはこちらでどうぞ。

→ スピリチュアルとは

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